東北・復興支援

【復興支援】南相馬・メンタルサポート報告7月23~25

7月23日~25日、
メンタルコーチ仲間と南相馬に行ってきました!

なんとなく僕たちにとって、
ベンチ・マークとなるような3日間だったと思います。

僕たちの、軸・大切にしたいこと、
僕たちができること。

そういうことが、見えてきました。

 

やっぱり僕たちはコーチで、
メンタルサポートの専門家だということ。
僕たちが専門性を活かすことが、
僕たちができる最大の貢献だということ。

そんな当たり前のことに、気づきなおした感じです。

実働時間2日間とは思えない、
なんだか濃い時間でした。

 

【23日:1日目】

■朝の8時に表参道集合。

みんなで車に乗り込んで、高速。
いつも通り、佐野のサービスエリアで佐野ラーメンを食べる。
うまい。

約6時間ほどの旅程を経て、南相馬に到着。
遅い昼ごはんを食べる。

原町中学校の体育館の一部が、ボランティア用の宿泊施設になっていて、
そこに、チェックイン・・・

 

■・・・しようとしたら、原町中学校では、お祭りが!

焼き鳥、こんにゃく煮、おモチ、焼きソバ
舞台では、よさこい、民謡、ロック・・・

みんな、笑顔。

避難所の人、在宅の人、仮設の人・・・

 

ここで暮している人達が、
どんな経験をして、
どんな状況にいて
どんな気持ちで暮していてるのといえば、

おそらく本当に人それぞれで、

そしてここでは、みんな笑顔で、
子どもたちは走り回っていて、
若者たちはフランクフルトにかぶりついていて、
おばあちゃんたちは、歌い手に声援を送ったりしている。

Life goes on なんて、クィーンのコトバを思い出したりして。

 

 

■そんな雑踏の中を抜けて、体育館で、チェックイン。

今後のミーティングをしたり、
ハートケアレスキューの方と打ち合わせをしたり、
支援物資を積み込んだり、

そして、ハートケアレスキューの方から、
放射線測定の方法を教えていただく。

 

測定の練習のためにうかがったおうちの方は、
ずいぶんストレスがたまっていたらしく、
出てきたときから、涙目になっている。

 

■そんなこんなで夜が来て、
夕食、お風呂。

夜ご飯を食べたお好み焼きやさんの人たちがやたらと元気で笑顔で、
とてもいい時間を過ごしました。

 

寝床は前回よりアップグレードして、畳つき。

 

深夜に、大きな地震でびっくりして飛び起きる。
震度4~5ぐらいだったそうですね。
体育館だから、まあ安全だろうなぁと思いつつ、
結構大きな音が立っていて、
やっぱり、びっくりだし、怖いもんです。

 

【24日:二日目】

自分軸と、共有ゾーンに基づいたコミュニケーションの可能性を、
実感する一日でした。

■午前中は、色々な関係者へのヒアリングや折衝で、時間を使う。

現地の状況はとても流動的だし、
いろんな情報が点在していて、
毎回新しい何かが起きている。

 

東京にいる時も、
現地の人とは連絡を取り続けていて、

毎回、行く度にきちんと情報収集もするんだけど、
それでも、行ってみると全く状況が違ったりする。

 

そして、いろんな人たちが、
それぞれの思いと、
それぞれの経験と、
それぞれの意図を持って、

不透明な状況の中、活動をしている。

 

そうすると、いくら善意で来ていると行っても、人間だから、

時には、お互いの意志がぶつかり合ったりとか、

誤解やすれ違いが生じることもある。
もちろん僕たちが誤解を生み出したりすることもある。

 

 

■僕たちはコミュニケーションのプロ。
・・・と言うことで、

まずは自分の心の状態を良くして、

自分軸をきちんと保って、

私メッセージ(I messege)

YES,and,
で、コミュニケーションをスムーズに進め、

共有ゾーンを探す

相手の話を聞き、言葉になっていない相手の意図を引き出し、
こちらの自分軸、大切にしたいことも伝え、
双方の大切なものを満たすための、共有ゾーンを一緒に探す。

 

そうすることで、いろんなトラブルを避け、

軽やかに進んでいける。

そんなコミュニケーションの土台となる事柄の大切さと、
それを本気で行ったときのパワフルさを実感。

 

■そして今回は、
社会福祉協議会の活動の一部である「ニーズ引き出し活動」にも協力しつつ、
在宅の方々への訪問をすることに。

家が壊れておらず(少なくとも居住可能な状態で)
非難をせずに、あるいは帰ってきて、
前から住んでいる自宅にいる人たち。

意外と見落とされていて、
心のケアが必要な人も多い。

 

■一番最初にいった地域は、そもそも、家がなくなっていた。

すべて、津波で流されていた。

建物の基礎が残っているので、
家があったということがわかる。
花が供えられていたりもする。

 

夏。
いろんな草が、どんどん生えて、
一件野原のような光景。

生物ってのは、人間も含めてだけど、

一回壊れると壊れっぱなしの建物と違って、

いつの間にか殖え、居場所を造っていくんだから、

凄いなぁ

 

■そしてべつの区画で、訪問。

突然の訪問に警戒心を持つ人もいるし、

地震は大丈夫だけど、
地震以前から家族関係で苦しんでいる人もいる。

やっと家に帰ってきて、ほっとしている人もいる。

仕事を再開しようにも、社員を呼び戻せない経営者もいる。

 

時々お家に上げてもらって、お茶を頂いたりしつつ、

様々な喜怒哀楽が出てくる。
笑ったと思ったら涙ぐんでいる、
怒ったと思ったら、盛り上がっている、

相手がスッキリするように、
そして、前向きな気持ちで未来を見られるように。

 

■夜、前回ボランティア宿泊施設で出会った、
「ワンちゃん」こと椀澤くんが、
わざわざ会いに来てくれた。

走り続けている。

今はフルタイムで貯金を崩しながら、
人と人をつなぐ、ハブとして活動している。

 

支援者と現地のニーズのマッチングをしたり、
企業とNPOをつないだり、
大学生のボランティアをコーディネートしたり。

走り続けている。

 

全ての痛みを振り切って。

自分自身被災しながら、
泣くのは後でいいと、自分に言い聞かせながら、
故郷の未来のために、走り回っている。

 

軽くセッション。

 

未来や行動・思考に傾いている心のバランスを取って、
今ここの気持ち、感情とつながっていく。

あなたが怒るなら、僕はそれを受け止めよう。
あなたが未来を夢見るなら、僕は共に夢見よう。
あなたが泣くのなら、僕は、あなたが泣ける場でいよう。

僕は、あなたの力と、あなたの未来を信じているから。

あなたと僕は、居場所こそ違え、志を共有しているから。

そしておそらくあなたという存在が、大好きだから。

 

【25日:3日目】

すこし長めにミーティング。
これからのことを再確認。

いろんなニーズがあって、それもすべて大切なんだけど、
僕たちは、やっぱりメンタルサポートの専門家として貢献しようと、
もう一度自分たちの軸を確認する。

そしてコーチにできることは山ほどあって、
メンタルサポートを必要としている人も山ほどいる。

 

■体育館近くのお宅を訪問、
インターホンで話しかけたり、
ちょっとしたきっかけをつかんで、立ち話をしたり。

仕事を再開して、張り合いが出ている人。

 

家族は無事だけど、親戚や親友を津波でなくして、
その遺体確認も本当に辛くて、
今も海に近づけない人、

遠方まで避難して、やっと帰ってきてほっとしている人。

久しぶりに連絡の取れなかった仲間と再会して喜んでいる人。

20キロ圏内から逃げてきて、
今は家族と借り上げの家に住んで、
それなりに元気にしている人。

 

■今回は意図的に、コーチングの介入スキルを色々と活用してみる。
スケーリングや、サブモダリティへのアプローチなど。

もちろん、ペーシングとリーディング、
僕たち自身の心の状態のコントロール。

やっぱり、やりがいがある。
そして確かに効果がある。

姿勢、表情の変化、
過去の意味づけの変化、
自らのリソースや目標への気付き。

僕たちにできることって、一杯あるなと再認識。

 

■その後原町の社会福祉協議会に行き、
所長さんの話をうかがう。

命を守ること、
そして生活を守ること。

それぞれの思いを大切に、今できることを最大限やる。

そんな、僕たちとも共通する想いが語られて、
一同やや感動。

 

■予定より遅くなって、帰宅。
帰りは安達太良で、やっぱりラーメンを食べる(笑)。

いろんな話をしながら、
表参道にもどってきて、

そうすると一気に疲れが出てきて、
ぼおっとしながら、帰宅しました。

自分へのご褒美と言うことで、
マッコリと焼きソバで、乾杯。

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