エクアドル・アマゾン2010

パチャママへの旅:1日目

エクアドル熱帯雨林、アチュア族への旅、
一日目の、人生でも最大級のどたばたについて。
(日記?の一番最初は、こちら

 

■なんと、飛行機に乗り遅れてしまった。
前夜から忙しく、翻訳とか、いろいろ、
いろんな仕事を終わらせて、
結構複雑な荷造りも終わって、少し寝て、仕事して・・・

 

家を出るのが遅れた。

 

出発の45分前に空港に着いたら、
もう飛行機には乗れない・・・とのこと。

 

さすがに、血の気が引いた。

 

飛行機を手配してくれた、HISのFさんが、
凄く丁寧に、一生懸命に粘ってくれたけど、「無理」の一点張り。

 

僕はとっさに、キネシオロジーの感情解放ポイントに手を当てつつ(笑)
何ができるカを考えた。

 

そのときの不思議な感覚・・・
「それでも自分は行く」 あるいは 「行ってしまう」と言う感じ。
絶対行くことになっていると思った。

 

むしろ、「連れて行かれる」と言う感じ。
自分を超えた大きなもの、あるいは流れに、連れて行かれる。

だからNOは無い。そんな感じ。

 

それに僕には、通訳という役割がある。
彼らを裏切るわけにも行かなかった。
(や、すでに遅刻して迷惑かけてるんだけど汗)

 

だから、ことの深刻さは頭でわかりつつも、
凹むモードに入る余地もなかった。
ただ、いけるという確信があって、
がんばってくれているFさんを見ていた。

 

Fさん、本当に心底、素晴らしいコーディネーターだった。
僕への親身な対応とか、空港の人とのやり取りとかを見ながら、
ああ、この人は本当に旅を愛しているんだな、と思った。

 

そして、Fさんは、僕よりももしかしたら、真剣に掛け合ってくれた。

 

■航空機の交渉

で、その後Fさんが、デルタ空港の人と掛け合って、
なんとか可能な便を探してくれる。

 

1つ問題だったのが、到着日。

みんな一番寝たら、空港のあるキトから離れてしまうから、
僕もみんなと同じ日に到着しないと、
僕はエクアドルで1人、放り出されてしまうわけだ。

 

だから、ややこしかった。

 

僕にできることは、ほとんど何もなくて、
僕が持っている確信、それだけが武器だった。

 

プロとしての冷静な知識と思考、
そして、旅を愛するものとして、僕をサポートしてくれる暖かさの二つで、

 

僕にはほとんど外国語にしか聞こえないやり取りをしてくれているFさんを、

感心して、眺めていた。

 

■エクアドルに電話。

結局、その日につく飛行機は存在しないということがわかり、
第二オプション:「遅れてついて、合流する」を検討することに。
最悪、自力でタクシーでも電車でもつかって、みんなに合流する。

 

そんなつもりで、どうすればできるかを、
アメリカ・パチャママアライアンス の本部にいるPATに電話する。

 

向こうは深夜。
電話に出るかどうかもわからない。

 

「Hello?」

 

電話の声、もしかしたら今まで寝ていたかも知れない。
だけど深くて、慈しみに満ちた、本当に優しい声。

 

この柔らかい声を聴いて、一気に、緊張がとれる。
「How can i help you, Hiro」

 

的なことを言われて、本当に安心した。
ああ、こんなミスをしてものすごい電話をかけてるのに、許されてる。

 

理由を説明する、

 

相変わらず、胸に染み入る声で、
問題ないということ、
空港に僕を迎えに来るタクシーを手配してくれることを伝えてくれる。

 

「あなたのことを、待ってるわ」と。

 

で、大急ぎでチケットを確定し、
(Fさんのおかげで、翌日到着する、比較的安い航空券が見つかった)

 

そのとき、本当に幸運にも、手もとに現金があったので、
それでなんとか支払う。

 

(この余計な支払いが、その後数ヵ月後、
何度も僕に頭痛を与えることになっている笑)

 

そして再度PATに電話をかけ、
到着便や到着時間を教え、
タクシーの手配などを任せて、
なんとか一件落着。

 

この時ばかりは本当に、語学ができきてよかったと思う。
ラテンアメリカに1年間いたこと、スペイン語が話せるからこそ、
1人でなんとか合流するというオプションも出てきたし、
PATと話すにも、英語ができたからこそだった。

 

そのあと、ちょっとハイテンションで帰宅し、
でもやっぱり凹み、
その後自転車に乗ったらチェーンが切れたりと、

 

(たがが外れる、のメタファーか?)

 

とにかく波乱万丈な一日が終わった。

 

■学んだこと、感想。
いままで高校留学した時とかも、

 

空港にパスポートを忘れるとか、飛行機に乗り遅れるとか、
パスポートをシュレッダー機に落として切り刻んでしまったとか、←実話
そんなミスはよく聞いたし、そういう話を笑っていたんだけど、

 

まさか自分がするとは。

 

人のことは笑っちゃいけないですね。自分がするかもしれないから。
一番大きな学びは、「コミットメントこそが力」と言うことだった。

 

僕はあまり行動せず、Fさんや空港のスタッフに動いてもらってたんだけど、

 

その中心は、それでもやっぱり僕だったし、
おこがましことなんだけど、それは僕自身のコミットメント/エネルギーが、
みんなを動かしたんだとおもう。

 

HISのFさんに、感謝の気持ちを伝えている時に言われたこと、

それは、

「西田さんが、現地に電話した時に、この人は本気だなって思ったんです
だから、私も真剣にサポートしました」と言うようなこと。

 

僕は具体的にした行動は、
落ち着いて、空港の人を攻撃して敵対しちゃったりすることを、避けること。

 

そのために、行けるという確信を保ち、自分にできることを考えたこと、
わからない事があったら、質問して理解しようとする事。
できるだけ丁寧な言葉遣いをする事。

 

それぐらい。

 

他のすべてをしてくれたのは、FさんやPAT,空港の皆さんだった。
でもたぶん僕が髪の毛一本分でも弱気になっていたら、可能性を探る細い細い道は、
簡単に途絶えていただろう。

 

生意気な言い方になってしまうけど、
僕がいけると信じていて、Fさんたちを信頼したことも、
多分今回なんとか乗り切れた、大きな要素だと思う。

 

まず、コミットする、
できないことはできない。それでいい。
できることを少しだけでもやる。
周りの人が動きやすいように自分も動く。
そうすることで、人のエネルギーが集まり、力となる。

 

こんなリーダーシップもある。

 

もう1つ・・・・

 

なんだか、いろんなことを、ずさんで不誠実にしていたなと思った。
翻訳の仕事とか、いろんな人との出発前の連絡も、
先延ばしにせずに適切なタイミングで手をつけていれば、
前日に徹夜にはならなかった。

 

飛行場に2時間前に集合て言う暗黙の了解も、

 

みんなのことを考えていれば、心配もかけなかったし、
僕自身、チケットの買いなおしなんて必要なかった。
20万円、完全な死に金だ。

 

もっと自分と他者を喜ばせる使い方は、
いくらでも考え付く。

 

僕はいろんな人のサポートとか、期待とか、
本当にいろんなものに支えられているのに、
忙しい、忙しい、疲れた、休みたいと、尊大な心持だった。

 

本当に微細なやりかたで、いろんな人を、裏切っていたなと。
これからは一つ一つ、丁寧にやっていこうと。

 

僕は、目に見えないつながりに支えられ、
生かされているんだから。

 

■良かったところ。

航空券代を余分につかうということで、
自分のコミットメントの大きさを、自分自身が確認できたところ。

 

および、元を取らなきゃ!最大限に向こうで楽しみ、吸収するという決意ができたこと。

 

リーダーシップというか、人のエネルギーを集め、
1つの方向に持っていくということが、小さな規模ながら体感できたこと。

 

やればできる感の増加。
Fさんという、素晴らしい旅のサポーターの、
高い能力と、素晴らしいマインドを垣間見れたこと。

やっぱり本気のプロと出会う瞬間って、凄くうれしい。

 

PATと直接話せたこと、
あの本当に優しさ、いつしみに満ちた会話、ものすごく印象に残ってる。

 

笑える失敗談のネタができたこと。

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