コーチング論

④究極?の質問

さてさて、今日は僕が一番大好きな質問をお教えしちゃいましょう。

 

僕にとってはこれぞコーチングって言う、最強?の質問。
「公開するのは本当は、もったいないんですが・・・」とか言って、
ちょっと出し惜しみしたい感じ・・・
それは、

 

「私はどんな質問をしたらいいでしょうか」


微妙にずっこけた人もいそうだな(笑)
僕にとっては、コーチングの本質をそのまま形にしたような質問。

 

この質問の前に、

「このセッションがあなたにとって役に立つために・・・」
「そろそろセッションも終わりですが・・・」
「僕がもっとお役に立つために・・・・」

 

なんて前置きを入れたりする。

 

僕の心の師匠のピーターが、でもセッション中に使っていた質問。

 

僕も時々使うんだけど、
僕はただ、ピーターの質問をぱくっただけなんだけど、
僕よりもはるかにプロコーチとしての経験豊かな人から、
「なんと素晴らしい質問!」みたいなコメントをされたことがある。

 

僕が考えたわけでもないから、なんというか、アレなんだけど、
要するにすごくいい質問だというのは、証拠付みたいだね。

 

僕はただ、それをパクって使っているだけだけど、
あえて僕がやっていることを言うなら、

 

「本気で聴く」と言うこと。

 

クライアントを信頼すること。

 

考えるのがめんどくさいからって訊いてたら、
多分ばれてぶん殴られるかも(笑)

 

なんというか・・・

 

クライアントさんは独自の経験、独自の考え、独自の行動、独自の感情を持っていて、
それはもう、世界が1つ丸々作られているほど壮大な世界で、
それも、その世界が丸々、機能していて、ダイナミックに変化していて、表現している。

 

だからこそクライアントさんがあなたの目の前にいるんだから。

 

そのクライアントさんの「世界のオーナー」としての壮大さに比べれば、
他人であるコーチが介入できることなんて、ほんの少し、微々たるものなんだ。

 

そもそもクライアントさんが許してくれたからこそ、介入させてもらえるんだから。
その全てを引き受けたうえで、

 

謙虚にお願いする。

 

「何を質問すれば、いいでしょうか?」と。

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セッション中、コーチが何かしていることがあるとすれば、
それは相手を信頼することと、相手の知恵や力を引き出すこと。

 

つまり僕達はクライアントさんに、何かを足したり、何かを引いたりする必要はない。
クライアントさんはその人のままで、ただ自分の力に気づけばいい。

 

だから本来なら、僕たちが質問を考えることだって余計かもしれない。

 

僕達の質問にクライアントさんが答えるということは、
クライアントさんが僕達の質問を理解しているということであり、

 

それは、クライアントさんの中に、その質問がすでに内在していることを示している。

 

クライアントさんのための最高の質問は、
常にクライアントさんの中にある。

 

本当にクライアントさんの意識に沿っていない質問は、
(それがどれだけ素晴らしい質問だと僕たちが思っていても)
無視されたり、抗議されるからね。

 

そして僕達は、話を聞きながら、そのクライアントさんの持っている問いに
できるだけ近い問いを投げかける。

 

その精度を高めていくことが、コーチングの上達だと思う。

 

僕達は彼らの隙を突くのではなく、
彼らを圧倒するのでもなく、
彼らの姿を映し出す鏡となることで、
クライアントさんが自分の力で成果を出す。

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ちなみにこの応用編は色々あって、

 

「何か私にフィードバックを下さい!」
って言われたら、

「なんて言われたら、いいフィードバックだったなぁと思いますか?」

 

「おすすめの本は?」
って聴かれたら

「その本がとても良かったなって思うには、その本になんて書かれてあるといいんですか?」

 

なんてのもある。

 

要するに、何かを求められた時、
多くの場合、

 

「自分が本当にほしいものはこれ!!」
って言うものを、知っている。

 

だからその願いを引き出して、形にしてもらえばいい。

 

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コーチングはものすごくパラドックスを秘めた存在で、
何もしないことが大切でありながら、
コーチとして常に何かをし続けているらしい。

 

「すべてはクライアントの力」でありながら、
同時に、コーチは常に影響を与え続けている。

 

「僕達コーチは、ただの目撃者であって、何もしていない」
にもかかわらず、

 

「僕達がコーチとしての存在をどれだけ高められるかが勝負」
だったりする

 

クライアントに対して、何もたす必要もないし、何も引く必要もないのだけど、

 

やはりコーチは介入する存在でもある。
このパラドックス、万華鏡のような不思議なパラドックス。

 

男性性と女性性、
教育と尊重
変化と受容

 

うまく納得でいる説明が見つかったら、また報告します。

 

方向性としては、
クライアントはすでに知恵も力も目標も持っているということ、
あとは、相互作用や物語など、社会学的な考え方
そのあたりにありそうだなぁ。

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