コーチング論

③想像上でコーチとおしゃべりする。

究極?の質問」という、

別のテーマのおまけで書くはずが、かいている間にかきすぎたので、
1つの章してしまおう

 

セルフコーチングの1つとして、
自分にいい質問をしてくれる人と、想像上でおしゃべりするのもあり。

 

「呼び出す」感じ。

 

(ちょっと脱線。
思考とは、頭の中で行われる発声を伴わない発言/会話であり、
セルフトーク/内言と呼ぶ。これをコントロールすることで、人生の質が上がる。
そしてこのセルフトークは、最初は他者との会話を通して身につける。

頭の中で思考できるということは、他者との会話をすでに内側に取り込んでいるということ。
つまり人は、頭の中で人/自分自身と会話し続けており、これが思考となる。
この思考/セルフトークは、内なる批判者、協力者、色々な形となる。

それなら、その話し相手を自分を助けてくれる人にして、お話すれば役に立つよね。

もちろんその話し相手は、あくまでも自分の想像上の人物像・仮のゲシュタルトなので、
現実に対面した時に同じ反応をするわけではないよ。だけどかなり効果がある。

普段も悩んだときに、気がついたら誰かとの対話を想定してることってあるよね。
それを自分の役に立つように、意識的にセットしてしまおうってこと。

脱線終わり)

 

場所と暇があるなら、コーチと自分の椅子を用意して移動してもいい。

 

実際に相手なりきって、質問まで口にしてしまってもいいし、
目の前に想像しながら話すだけでもいい。

 

紙とエンピツをもって、文字でやってもいいかもしれない。

 

僕は歩きながらブツブツとつぶやきながらやることもあるし、
シャワーを浴びながらやることもある。

 

電車の中で、黙ってやることもある。
(職務質問を受けない程度に笑)

 

このブログを書くのも、ある意味ではセルフコーチングになっていると思う。

 

僕は時々、少し前まで雇ってて、素晴らしいコーチング能力の持ち主のドクターフキコ さんとか、
心の師匠であるピーター とかを「呼び出す」ことがある。

 

僕の大好きなソリューション・フォーカスの創始者の1人、
インスー・キム・バーグを呼び出している人もいたなぁ。

 

インスーはもうなくなっていて、会えなかったので・・・ちょっとうらやましい。

 

想像上の人物や歴史上の人物とおしゃべりする人もいるみたいですね。

 

坂本竜馬とか、漫画や物語の登場人物とか、
そうすると、これまたびっくりするような質問が出てくるんだ。
自分で考えたとは思えないタイミングでいい質問が来たりします。

 

人間のミラー細胞がどの位優秀かってことに驚かされます。

(もう1つ脱線
役に立つ質問に、こういうツールもあるよ↓
どんなテーマでも役に立つといわれている質問を集めた
セルフコーチングツールランダムアクセスカード 。結構使える。)
・・・個人的には、アドバイスを求める感じで「呼び出す」事はないなぁ。

 

なんとなくこっちが依存的になっちゃったり、
アドバイスを求めると、内なる批判者がしゃしゃり出て、
想像上の相手にも怒られちゃったりする気がするので。

 

あくまでも、質問をしてくれる人、自分自身をエンパワーしてくれる人、
そういう人とのおしゃべりをする。

 

そうすることで、いつの間にか自分の思考も自分を生かす方向に変わっていくし、
役に立つ質問をひねり出す訓練にもなると思う。

 

そして何よりもいいのは、その人のすごい質問を考え出しているのは、
実は自分だということ。

 

その追いつけないと思っているすごい人たちに、
実はかなり追いつける瞬間があること。

 

すでに、「その人的なところ」を自分が身につけてしまっていることも、わかる。

 

人間って、すごいんだぜ。
是非一度、やってみてください。

 

本当に、効くから!

:::::::::::::::::

 

もう1つ、ちょっと裏技的なスキル。

誰かに相談したり、コーチとのセッションがあったりするとき、
その前に、一度この会話をしておく。

 

そうすると、自分の問題が大分わかりやすくなってきて、
より深い相談ができたり、より効果的なセッションができるようになる。

 

あなたが相談するぐらいの人だから、素晴らしい人で、
もしかしたらすごく忙しい人でしょう?

 

だからその人との貴重な時間は、できるだけ濃いものにしたいよね。

 

想像上の対話で解決できる程度のことは、解決しておいて、
実際の対話は、本当に効きたいこと、本当に解決したいこと、
その人の力が本当に必要な話題を持って行って、もっと濃ゆいものにしようよ!

 

::::::::::::

これまた、僕みたいな青二才が口にするのは、
すごくおこがましいんだけど、あえて言っちゃおう。

コーチングと言うのは、大きな責任を必要とされる仕事です。
そしてものすごく素晴らしい仕事でもあります。

 

あなたは、あなたのクライアントの、内的対話の相手になったり、
あなたのクライアントさんの思考の仕方に影響を与える可能性があるのです。

 

感情を解放、目標の設定、行動の明確化など、
セッション中に起ることも大切ですが、

 

あなたの聴き方、あなたの質問の仕方、あなたのクライアントさんへの態度・・・
そういったあなたの働きかけを、クライアントさんが取り込む可能性があります。

 

あなたがクライアントさんに信頼をもって接したならば、
クライアントさんは、自分自身を信頼するスキルを高めるかも知れません。

 

あなたがクライアントさんに思慮深い質問を投げかければ、
クライアントさんは思慮深く自らに語りかける力を身につけるかもしれません。

 

あなたがクライアントが無力であり、救うべき存在だと思ったなら、
クライアントさんは自分自身を無力だと思い、あなたに依存するでしょう。

 

これは、無意識に起るプロセスでもありますが、

 

クライアントさんが意識的にあなたのコミュニケーションを身につけようとしたり、
あなたがコーチングの手のうちをクライアントに明かした場合は特にそうです。

 

理想的には、クライアントさんはあなたとのやり取りを通じて、
意識的にであれ無意識的にであれ、セルフ・コーチングのスキルを身につけていきます。

 

つまりコーチングは、癒しや励ましであるだけでなく、
教育でもあります。

 

そしてこれが、腕のいいコーチほど、
クライアントはリピートしないといわれるゆえんです。

(その代わりに彼らは、影響力のある人をサポートしたり、
本をかいたり、後進を育てたり・・・つまり、影響の幅力の輪を拡げていきます)

 

有効な質問と傾聴により、その人のセルフ・コーチングのスキルが上がった場合、
あなたがいなくても、あなたはその人をサポートし続けることができるかもしれません。

 

(その逆も然り)

 

・・・・そしてまた、あなたがどのようにクライアントさんに接するかが、
ダイレクトにあなたの意識に反映され、

 

あなたがあなた自身とどのようにコミュニケーションするかに影響を与えます。
だから僕達は常に、クライアントさんを信頼する必要があります。

 

傾聴は、信頼させるためではなく、心底耳を傾ける必要があります。
介入は、注意深さと、愛と、確実な効果の予測に基づいて行われる必要があります。

 

そしてまた、あなたがあなた自身を大切に扱い、信頼し、優しく見守り、励ますことが、
クライアントさんへの働きかけをより効果的にするもう1つの道でもあります。

::::::::::::::::::

・・・とは言いつつ、
こんなことかいている割には、
僕もまだまだぜんぜんで、人を傷つけたかったり、

クライアントとのセッション中に別の考えことをしていることに気づいたり、
ちょっとかけるべき一声をかけずに気まずい思いをさせたり、

 

やりまくっています。うう、キリキリ。

 

でもそれでも、前に進んで行きましょう。

 

僕達が一歩踏み出せるのは、今ここにいる場所からだし、
一番大切なのは、前に進む、と言うことですから。

 

僕達生き物の最大の特徴は、動き続けること、前に進むこと、それなんですから。

 

魚も、昆虫も、猿も馬も人も、基本的には、眼の向いた方向に進む。
そこに留まるようにつくられているのではなく、
前に進むように、僕達は造られているのですから。

 

今あるこの場所に、僕達は立っていて、
踏み出す一歩を支えてくれる軸足は、
飛び出すつま先を支えてくれる土台は、
どんな時も「今ここ」にあるのですから。

 

僕達はここにいて、前を向いている。
呼吸をしていて、ほんの少しでも、伸び続けている。
何かを求めて、手を伸ばし続けている。
それで良いんですから。

 

とにかく少しずつ、前に動いていきましょう。

 

どの位進んだかでも、どこに向かって進んだかでも、その結果がどうなったかでもなく、
とにかく少しずつ、前に動いていきましょう。
前に進む、そのプロセスそのものを、大切にしましょう。

 

前に進むという僕達の力を、精一杯賛美しましょう。
本当は、人間は生物である以上、常に変化し成長し続けているんだから、

 

自分が脚を止めているように感じていても、
自分が成長していないように思っていても、
本当はじわじわと、目に見えない進化を続けているんですけど、ね。

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